私は努力することが好きだ。
ただし、目的もなくやみくもに努めることは嫌いだ。
私はSMに生涯を捧げる運命にある。
マゾとの最高なセッションを更新し続けるために
そこに1mmの弛みも持たせたくない。
ありのままの自分でいて何ができる?
平凡な私になんの価値がある?
根本、私は狂っている。
しかし世間は狂いを許容してはくれない。
平に慣らされた期間が長すぎた私は
とっくに狂うことを手放してしまっていた。
それが私の基準、標準、当たり前になってしまっていた。
後悔にも似た感覚を覚えた。
だけどその分、自分を抑え込んで生きた期間が長かった分
私は爆発的に狂うことができる。
爆発的に狂ってしまいたくて仕方がない。
見届けなさい、私が溢れ狂い散らかす様を。
