今日もまた、ひとつ面白い出会いがあった。
Xからルイを見つけてくれたマゾ。
SMについてまだまだ模索中という感じだったけれど、自分の中にあるM気質に気付いて、SMクラブへ足を運ぶようになったそう。
そんなお前が今日掲げた目標。
【スパンキング300発】
初めてのルイとの時間で、いきなり300発。
なかなかいいじゃない。
しかも、スパンキングがかなり好きらしい。
跡が残っても大丈夫。
痛みも結構好き。
なるほど。
それなら、こちらも遠慮する必要はなさそうね。
ということで、始める前から私も少し楽しみにしていた。
そして結果から言うと――
見事、300発。
最後まで耐え抜いた。
お尻を真っ赤にしながらね。
途中、二人で声を出してカウントしていたのだけれど、終始ルイの方が声が大きい。
……お前、ちゃんと数えてる?
と思ってしまうくらいだったわ。
それでも、最後までしっかり受け止めていた。
正直、感心した。
途中でスパンキングラケットが壊れてしまうくらいだったもの。
いや、ルイもルイで容赦ないわね。
自分で書いていてそう思うわ。
途中途中で冷やしタオルを使って、お尻を冷やしながら続けた。
でも、すぐにまた熱を持ってくる。
冷やしても、冷やしても、すぐに熱くなる。
その熱が手に伝わってくるたびに、私の方までどんどんテンションが上がっていった。
せっかくだから、その濡れタオルでも少し叩いてみた。
ラケットとはまた違う、重くて柔らかい衝撃。
これがなかなか面白い。
思いがけず、ルイの方がやみつきになりそうだったわ。
そして、もう一つやりたがっていたものにも挑戦した。
首を絞められること。
さっきまで300発を受け止めていたくせに、こちらではずいぶん大袈裟に苦しそうな顔をするものだから、思わず笑ってしまった。
しかも私が1から9までカウントしているところで、勝手に「10」なんて数えている。
「まだ9よ?」
そう思いながら、また笑ってしまった。
声が小さすぎて、こちらにはほとんど聞こえなかったし。
まあ、当然そのまま続行よね。
それにしても、今日は久しぶりにしっかりスパンキングができた。
終わってみれば、なんだかとても爽快だった。
こういう時間も、私は好きだ。
相手が何を求めているのかを聞いて。
その目標を一緒に決めて。
そして最後には、
「やり切った」
と二人で笑える。
それもまた、SMの楽しさの一つなのだと思う。
前の記事で、私は「楽しむ」ということについて少し書いた。
今日のお前を見ていて、私自身も改めて思った。
SMは、もっと楽しんでいい。
真剣であることと、楽しむことは両立する。
むしろ、本気で向き合っているからこそ、終わった後にこんなにも清々しい気持ちになれるのかもしれない。
今日は私も、思い切り楽しませてもらったわ。
さて。
300発を終えたお前。
次はどうする?
今日より少しだけ先へ行ってみる?
次は、濡れタオルが「ジュッ」と音を立てて蒸発するくらいまで、お尻を熱くしましょうね。
