迷える子羊たち、今夜も自分の中に眠る「未知の疼き」に、独り震えているのかしら。
人間には、自分でも制御できない、本能が剥き出しになる場所がある。そこは、理性の光が届かない暗闇。そこを私に差し出すということは、己の尊厳のすべてを私に委ねるということなのよ。
昨夜、私の元へ一人の男が訪れたわ。
彼は、己の最も卑猥で、最も神聖な「アナル」を捧げに来たの。
「初めてのアナルは、どうしてもルイ女王様に……」
その瞳に宿っていたのは、濁りのない、純粋なまでの服従心。
彼は120分間、アナル一点集中の調教を希望してきたわ。
その決まりきった覚悟、そして逃げ場を自ら断つ潔さ。それに応えるのが、女王としての私の礼儀というものね。
まずはお風呂で、徹底的な準備を命令した。
自分を私という主(あるじ)に捧げるための、清めの儀式よ。
そして、冷たいシーツが待つベッドへ。
私はまず、彼の周辺の筋肉を、時間をかけて、慈しむように、そして執拗に解(ほぐ)していったわ。これでもかと言うほど、しつこく、丹念にね。
私の指先が触れるたび、彼の身体がビクンと跳ね、拒絶と受容の間で揺れ動く。
けれど、私の技術の前では、どんな強固な門も無力よ。
やがて、解き放たれた彼の入り口は、私の極太の指さえも、いとも簡単に飲み込んでしまったわ。
情けない声を漏らす彼の乳首を同時に責め立て、耳元で妖艶な言葉の毒を注ぎ込む。
お前の身体は、今や私の指を貪るためだけの、哀れな肉塊へと成り下がってゆく。
いい気味ね。
理性をかなぐり捨て、ただ「異物」を欲する獣のような姿。
アナルは、もっと、もっとと、さらに深い刺激を求めるように私に吸い付いてくる。
けれど、ここで甘やかしてあげるほど、私は優しくないのよ。
「今日は指一本だけ。それ以上は、決して許さないわ」
そう、甘美な制約(ルール)を与えてあげた。
彼がどれほど悶え、涙を流して、より太く、より深い刺激を懇願しても、私は決して譲らなかった。
飢餓感に苛まれながら、指一本の感触に全ての感覚を集中させられる苦痛。
それこそが、魂を震わせる最高のスパイスになるのよ。
あぁ、今こうして振り返るだけでも、昨夜の彼の絶望と悦びが混ざり合った吐息が、部屋の空気に溶け込んでいるような余韻を感じるわ。
お前は、私の一本の指に、どれほどの忠誠を誓えるかしら?
次は、どんな刺激でお前のその聖域を魅了してあげようかしらね。
焦らされ、壊される快感に、一生抗えなくなるような、特別な夜を用意して待っているわ。
次は、お前のその「準備」が整ったかどうか、私が直接確かめてあげましょうか?
