私は鞭や打撃が大好きだ。
それはマゾの身体を紅く染め、痛みに耐えながらも勃起して、ダラダラと先端から粘液が垂れ出る様子が堪らなく愛おしいから。
あとは音が好きだ。
殺風景な部屋に響き渡る乾いた音。
腹パンした時のマゾの唸り声。
全てが私を昂らせる。
ヒールで踏みつけて人間椅子にして爪を立てるのも好きだ。

兎にも角にも、私はマゾが痛がったり苦しんだりする様子を見ると愉快で仕方ない。

しかしSMは鞭や苦しみだけでは成立しない。
勿論、飴と鞭は使い分ける。

鞭の後の飴の美味しさを知ったら、あなたたちは甘い毒を求めてまた私のところへやってくるのでしょうね。
お馬鹿さん、愛おしいわ。
