アナルが好きだ。
突然だけど、今日はそんな話をしようと思う。
私はSMの中でも、アナルプレイがかなり好きな方だと思う。
でも、だからこそ私は【SMにおけるアナル】と【快楽のためのアナル】は、きちんと分けて考えるべきだと思っている。
これは、実際にマゾと向き合ってきて強く感じるようになったことだ。
同じ「アナル」という行為でも、その目的が違えば意味はまったく変わる。
快楽を得るためのものなのか。
それとも、SMという関係性の中で、自分の境界を越えていくためのものなのか。
ここを履き違えてしまうと、女王とマゾの間ですれ違いが起こる。
「アナルが好き」と言っているマゾが、本当に求めているものは何なのか。
そこを理解しないまま、ただ行為だけを進めてしまえば、それは私が求めているSMとは違う。
だから私は、アナルを【開発】という言葉だけで一括りにはしたくない。
SMのための開発と、快楽のための開発。
この二つには、明確な違いがある。
少なくとも私は、そう感じている。
そして、その違いを知るためには、結局のところ【対話】しかない。
お前が何を求めているのか。
何をされたいのか。
何をされることに意味を感じるのか。
どこまでなら受け入れられるのか。
そして、その行為を通して何を感じたいのか。
私は、そこを知りたい。
「アナルが好きです」
その一言だけでは、私は満足しない。
なぜ好きなのか。
何を求めているのか。
どういうSMをしたいのか。
そこまで知って、初めて私はお前に対するアナルの向き合い方を考えることができる。
だからこそ、私はアナルが好きだ。
好きだからこそ、雑に扱いたくない。
好きだからこそ、形だけのプレイにはしたくない。
「アナルができる女王様」であることが目的なのではない。
【お前にとって意味のあるアナル】を作ること。
それが私にとっては重要なのだ。
SMというものは、女王様が一方的に何かを与えて終わるものではないと思っている。
マゾが何を求めているのかを知る。
その言葉の奥にあるものを考える。
そして、それに対して女王として何を返すのかを決める。
そこまで含めて、私はSMだと思っている。
だから、アナルに関しても同じ。
私はいつでも本気だ。
「今日はアナルをやってみようか」なんて、軽い気持ちで向き合っているわけではない。
お前がそこに何を求めているのか。
その時間にどんな意味を持たせたいのか。
それを理解した上で、私は女王としての務めを果たす。
もちろん、私自身がアナルを好きだからという理由もある。
でも、それだけではない。
私が好きなのは、アナルという行為そのものだけではなく、その行為を通してマゾとの間に生まれる【関係性】なのだと思う。
「ここまでならできる」
「ここから先は怖い」
「本当はこうされてみたい」
そんな言葉を一つずつ受け取っていく。
そして、その言葉をもとに二人でSMを作っていく。
そこに私は面白さを感じる。
だから、アナルを求めるお前へ。
私はアナルが好きよ。
かなり好き。
でも、だからといって、お前の気持ちを置き去りにするつもりはない。
むしろ逆。
好きだからこそ、ちゃんと向き合いたい。
好きだからこそ、ちゃんと知りたい。
好きだからこそ、適当に済ませたくない。
SMのための開発と、快楽のための開発。
その違いを理解した上で、お前と向き合う。
それがルイのアナルだ。
――女王が本気で向き合う以上、マゾにも本気で向き合ってもらうわ。
ルイは、いつでもアナルに本気よ。
